くり

我が家にも少しばかり、栗の木がある。
子どもたちに栗がどうやってなっているのかを見せてあげようと栗拾いに連れて行ってやりたいのだが、我が家の木はあまり実がついておらず、奥まったところにあることも加えて、なかなか連れていく機会が無い。

そこで近所の道端から見える栗畑を散歩の途中で眺めることにしている((^┰^))ゞ

先日、道端に転がっていたイガを子どもたちに与えると、カズとタクは帽子に包んで家まで持って帰ってきた。どうすんだ、こいつら！？砂場の脇に転がっていた奴を、パパがそっと捨ててきたのは知る由も無いだろう。

茹でた栗は子どもたちも好きで、剥いてあげると喜んで食べるのだが、なかなか剥くのが面倒で．．．甘栗なら簡単なんだけどね。

さて、すっかり栗を認識したカズにとって、道端に落ちている栗を見つけるのなどたやすいことである。

今日もお散歩の途中、いきなり立ち止まったのだった。

「パパ、栗が落ちてるよ！！」


えっ、こんなところに！？頭上を見上げるが、栗の木は何処にも無い。
「よく見つけたね！カズ！！」
駆け寄ったパパの目に飛び込んできたのは．．．


「誰だよ！タワシ、こんなところに捨てたのは！！」