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まだ無事、出産した訳では無いので、安心はできないが...
しかし、不妊治療というのは本当に、どれだけ折れないか!と思う。
結局、6回の人工授精と1回の体外受精によって授かることができたのだが、一言で言えるほど単純でもない。
同年代の仲間達はそれぞれ同じ頃結婚。お互いにカップルで遊んでいたが、彼らにも子供が生まれる。遊びに行っても育児話が増えてきて、子持ちとそれ以外(独身含む)のグループに分かれてくる。もともとアウトドアの好きな私は大人数でのキャンプやバーベキューに参加していたが、妻はそんあ集まりに参加するのが気が進まなくなり、二人きりの外出が増えた。何故、参加しない!と喧嘩したこともあった。
病院も変えてみたり、気分転換に治療を休んだり...。もういらないよね、といいつつ、できたらいいね、ぐらいで続けてみよう!と気が付けば再開。きっと「いいよ」と言った俺が欲しがっていたのが伝わってしまったんだと思う。
はっきり言って男性は楽です。基本的に治療はありません。要は精子さえ提供すればコトは足りる。でも女性は、色んな検査をして、点媚薬を常用したり、排卵誘発剤を注射したりと精神的にも肉体的にも大変。僕には治療中、運転手するくらいしか能がありませんでした。おそらく治療を続けるにあたっては、必要以上の男性の協力が無いと女性の孤独な治療になってしまうでしょう。経験から言えば、運転手でも何でも治療に参加して下さい。で、経過について話を聞いてやって下さい。女性にとってはゴールの見えないマラソンみたいなもんだと思います。一人で走るのと、小出監督が併走して声をかけるのでは違うんじゃないかと...
僕らも何処でも全くできない原因は無いと言われ、人工授精の度に卵がいっぱいあるから行けそう!とおだてられその気になって、結果を聞いてまたへこむ。
あんまり、集中し過ぎちゃうとまいっちゃうんで、追いつめられる前に、子供が出来ないと思ったら早めの取り組みと、長期的な気持ちのゆとりを持って下さい。
ちなみに人工授精と体外受精の違いって知ってます?今度書きます。