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ある日突然、三つ子の親父。戸惑いながらも三つ子と共に成長していきたいと願う親父の育児日記
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子供達が我が家に来てから、かなりのビッグイベントがあった。

3男、夜中2時に夜緊急入院!!

男の子に特有の「経鼠(そけい)ヘルニア」というヤツだ。ヘルニアって腰の病気とばかり思っていたが、そうではないらしい。

ヘルニア・・体内の臓器や構造が、あるべき部位から逸脱した状態を指すらしい。

椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態が腰痛のもとになる椎間板ヘルニアで、3男は、鼠経部(太股の付け根)にある袋に大腸が入り込んで、腸閉塞を起こしている状態だった。

話は若干、戻る。

俺が出かけていたのと3男が寝入っていたので、彼だけ沐浴は夜9時になった。このとき、いつもより玉袋が縮み上がって黒ずんでいるように感じ、嫁に昼間の状態を聞いたのだが、ミルクもよく飲んだし、熱も無いし、よく泣いて元気だったというので、特にそれ以上、気にしなかった。(雑誌で、ミルクを飲まなかったり、高熱が続いたり、グッタリしているときは気を付けろ!と読んでいたので...)

しかし、夕べは寝付きが悪い...寝てはすぐグズる。何度かそんなことを繰り返し、夜中2時。オムツを替えようとおもったところ、太股の付け根が腫れているような...触ってみると張っている。しかも痛そうだ!これは何かある!!と思い、入院していた大学付属病院の新生児センターへ電話した。

(新生児センターは24時間詳しい看護士が待機しているので、困ったことがあったら夜中でも電話してね!と声をかけていただいていたんで...)

看護士によれば、おそらく脱腸。ヘルニアだろうという。連れてきてくれ!と言われたが、2時間近くかかると話すと、押せば戻ることがほとんどなので、近くの救急センターに行けば何とかしてくれるだろう!とアドバイスされた。

で、慌てて、近くの総合市立病院へ電話。すぐ来て下さい!と言われ妻と共に...

看護士の見立てどおり、ヘルニア。しかし、押せども押せども戻らない。かんとん(臓器が元に戻らない状態)を起こしており、早くしないと腸に損傷を与えるどころか、壊死すらありうる。早く専門医のいるところに搬送して下さい。と言われる。

当番医が電話をしてくれて2件目。県立こども病院にて対応可能との返事。救急車を要請したが、車で大丈夫と言われ、妻と1時間かけて次の病院へ。病院へ着いた頃には既に4時を回っていた。

子供が泣いてるんで続きはまた...

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