牛さんと

ママはお友達とランチの約束があったんで、ばぁちゃんとじいちゃんに付き添ってもらいお散歩。
３人とも体調がだいぶ良くなったんで、今日は長めのお散歩にしよう！とリュックにおやつやら着替えを入れて出発。

田んぼの間の土手を歩いたり、停車中のシャベルカーを見たり、ママの居ないノンビリしたお散歩はいつもより寄り道が多い。ママがいると、洗濯物がどうとか掃除がどうとか．．．で、何時ころ帰りたいという予定のもと出掛けたりするが、今日の３人は全くお構いなしである。

しかし、途中で飽きてしまったじいちゃんは「俺、ちょっと先帰っているからな！」と唐突に切り出し引き上げて行った。何しに着いてきたんだ！？あんたの散歩かい？？と突っ込みたかったが、まぁ、いつもよりは“もった”方だろう(´ヘ｀;)

散歩コースのいつものワンワンをからかい、出発しようとするとカズが飽きたようだ。
「抱っこ！抱っこ！」とばぁちゃんに甘えだす。散歩中はパパは絶対に抱っこしないことを心得ているからだ！
俺はオフクロに「絶対、抱くなよ！」と念を押しながらタクとショーと前を歩いていたが、静かになったなぁ．．．と振り向けばカズはばぁちゃんの背中にいた。

．．．確かに抱いてないけどさ(=ﾟзﾟ=)

そして、それ以上の散歩を諦めたばぁちゃんはカズをおぶったまま、我が家へ戻って行った。俺がカズ担当なら絶対に歩かせたのに．．．と思いつつ、一人、二人、三人と脱落した散歩を続けることにした。
時々「抱っこ！」と言いかける二人の気を反らしながら、ようやく近所の牛小屋までたどり着いた。今日はここを終点としよう！
証拠（？）の写真を撮ろうとカメラを構えたら今日は何故かピースでは無く『あかんべぇ』｢(´へ｀;

二人の行動にきょとんとしている牛をバックに「ハイ！チーズ！！」

復路は「さんぽ」を大合唱しながらお手手つないで帰るのだった。