おかたづけ

我が家では食事のあとで、三つ子が行う決まった行動がある。

別に食事の後で『変な体操』をするとか、『お約束の歌』を唄うとか．．．特に変わったことではなく、食事を済ませた後、お茶わんやお箸を流しまで運ぶのである。
大抵子供たちは、食べ終わると茶碗の底にある“プーさん”をみんなに見せる。「えらかったねぇ！！」と褒めると、今度はテーブルの上の茶碗や箸を抱えて流しに向かう。

やはり、一番最初に食器を運ぶのはショーである。
そして褒められるショーを見て、タクやカズも続くというパターンが繰り返されている。

ただ．．．一つ困ったことがある。

子供たちの身長はまだ低く、両手をあげてようやく流しに手が届く程度である。
彼らは食器を持って流しへ走ると、両手を伸ばして流しへ食器を押し込む。そして食器は流しへ落ちる。パパとママは戻ってきた彼らを褒める。我が家で繰り返される“微笑ましい光景”の一つである。

しかし．．．母屋では、テーブルの脇にいてにこやかに見ている光景になり得ないのである。

何故なら．．．食器が陶器だからである(;^_^A。
かわいい孫のためにオフクロが買ってくれた子供用のお茶わん。我が家のよりもちょっと高めの陶器である。

母屋で食事をした後も、子供たちはいつものように食器を持って流しへ向かう。流しの高さは変わらない。いつものように子供たちは背伸びして食器を流しへ押し込もうとしている。

慌てて駆け寄るママ。落下点に手をおく。危機一髪！！

最近では子供たちが食べ終わり、底をみんなに見せて立ち上がると、いち早くパパやママが流しに先回りするようになりました(;^ω^A

今夜もまた、テーブルから流しまでのパパ・ママと三つ子の徒競争が待っている。