ひいおばあちゃんのお葬式

妻の母方の母親が亡くなって、今日、お葬式だった。

三つ子からみたら“ひいばあちゃん”にあたる。御年９９歳という大往生を遂げた。

妻が可愛がってもらった祖母だ！休暇をもらって出掛けることにした。

我が家から高速使って２時間程度の距離。当初、妻と俺、三つ子の５人で出かけるつもりだったが、オフクロも付き添ってくれることになった。俺とオフクロが見ていれば、妻も火葬場まで行けるし、何より走行中、妻１人で３人をみなければならないという苦行（？）を避けることができる。今回は甘えることにした。

葬儀は自宅で行われたため、出棺までは騙し騙し俺も参加した。

火葬場に行った３時間程度を、俺は就職の時に作った今にもウエストがはち切れんばかりの礼服で、三つ子と戯れることとなった。（全く、礼服を着る度に、①まだ着られて良かった、②今年こそ痩せよう！の二つの思いがいつも脳裏を横切る）

出棺の時、実は３人とも寝入ったところだった。オフクロと「これで３０分も寝てくれれば．．．」と、離した直後に次々と起きた。こいつら何分寝たんだ(・_・、)？三つ子にとっては、部屋の中にある見る物全てが馴染みの無いもの。家から持ってきたオモチャなど目もくれず、目移りしていた。

特に動きに定評のあるタクは、最近、自分では完璧だと思っている“掴まり立ち”を部屋中で披露し、俺とオフクロの目を、３時間釘付けにさせるには十分だった。

ショーちゃんも（交互でない）両手同時の『ほふく前進』にて、テーブルの下、ソファの下、カーテンの下にもぐろうとし、アクティブな成長をアピール。

部屋の真ん中で座り込んだカズだけが、安心して見ていられる(^_^)v．．．と思った瞬間、軟体動物のように四方にグニャっと倒れ込み、大泣きしていた(O_o)!!!

帰りの車は疲れたから寝るかと思いや、タクが興奮して泣き出したからか、３人が大合唱を始めて、オフクロが付いてきてくれてホントに良かったと感謝した。