カズ、モテモテ

昨日の夜、カズはママから便箋をもらって何やら、お手紙を書いている。
誰に書いているのかママに聞いてみたところ、同じクラスの女の子らしい！！

ぉお!!(ﾟﾛﾟ屮)屮　カズ、女の子に誕生日カード書いてるの？？

一番、わがままで他人に関して無関心な奴だと思っていたんだが、そんなことに気がつくようなタマだったか！？

パパは耳を疑った。しかし、その後のママの補足が不可解だった(･_･?)

「相手の子から催促されたらしいよ！」

何！？女の子から「私にバースデー・カード、書いてね(v_v｡)」って、頼まれたの！？

パパだって、そんな経験ないのに！！こいつ、やりおる！！お前、本当に俺の子か？？

カズは慣れないお手紙を一生懸命書いていた。



そして完成したお手紙がこちら。



“さえちゃんえ　おたんじび　おめでとう　いしょにあしょんでありがとう
　　　さえちゃん　のぼりぼう　じょうずだね　かずより”

訳

“さえちゃんへ　お誕生日　おめでとう　一緒に遊んでありがとう
さえちゃん　登り棒　上手だね　かずより”

そして翌日、カズはまた違う子に誕生日カードを書いてくるよう頼まれていた。
パパは「でかした！」と感心していたのだが、ママは違ったらしい。




「この子、女の子たちの尻に敷かれているんじゃないの？？
だって、こっちの子は、『お菓子も入れてきて！』って注文つけてるらしいよ。」

うーん、カズ、お前はやっぱりパパの子だ！！