ある日突然、三つ子の親父。戸惑いながらも三つ子と共に成長していきたいと願う親父の育児日記
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自治体によるポリオの予防接種があった。
その日、子ども病院へ問診に行ったタクを除いたカズとショーの2人が参加。
ママはタクに付き添い、カズとショーはおばあちゃん2人による付き添いとなった。
ポリオは予防接種とは言え、注射ではなく口から飲ませるタイプらしい。
注意されたのは、カズとショーのウンチをタクに近づけるな!!ということらしい。
ポリオのウイルスは腸の粘膜でふえ、それが便といっしょに排泄されるので、ほかの子の口に入ることがある。ワクチンに使われているウイルスは毒性が弱められていいるが、排泄されたウイルスが本来持っていた毒性を発揮し、それが原因で発病する可能性があるらしい。一ヶ月はウンチのオムツを替えた後は手を洗ってくれと言われた。
今までもオムツ替えの時は子ども同士は離していたが、よりディフェンスに重点を置くようになった。しかし、こういうときに限って、ヤツは他人に興味を持つ。普段は一人で勝手に遊んでいるくせに、最近は人のオモチャを欲しがったり、他の子が抱かれていたりミルクを飲んでいると気になるらしい。何をしているのか覗きに来ようとする。オムツ替えであっても例外ではない。
タクが寄ってくるので、ウンチ入りのオムツを右へ左へ動かすのだが、オムツを交換しているショーが手薄になったガードを見計らって、身体をかえそうとする。タクとオムツとショーのトライアングルを確認しながらの作業だ。
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