間違えたママ

３人同じように可愛がっているつもりなのだが、一緒に寝てくれるのは未だにショーだけである。
そりゃワガママ・カズにきつくあたることもあるかもしれない！！でも、タクがカズやショーからイジめられれば、かばってやるのがパパである。タクだって寝てくれてもいいのに．．．と、毎晩、歯ぎしりをするパパなのである。

さて、昨夜もショーはパパの隣で寝る。

別に差別をしているつもりは無いが、朝、起きてきて「昨日、パパと寝たね！」とショーに言われると嬉しく無いわけが無い！また昼間、遊んでいても何かあると「パパと寝るぅ！」と言ってくれるのがショーである。負けるもんか！とカズとタクも口では続くのだが、実現されるのがいつになるのかは今のところ全く見当がつかない。

ある朝、いつものようにモニター越しに誰かのうめき声。要領を得ている子どもたちは寝ながら「パパーっ！」「ママぁー！」と叫べば、誰かが２階に上がって来ることを承知している。
今朝もモニターから誰かが呼んでいる声が聞こえる。

ブログ更新してから！とキリの良いところで行動を開始するパパにもどかしさを感じ、可哀想だからとすぐに階段を駆け上がるママ。しかし、次の瞬間、モニターから聞こえるのはママの声。
「パパ、来てだって！！」

２階に上がると、「パパじゃなきゃ嫌だって！！」と“ふてくされた”ママからの説明。
布団を見れば、ニコニコしながらショーが迎えてくれていた。ショーの横に座ると、ショーも起き上がってパパに正対して座る。
「（パパって呼んだのに）ママ、間違えちゃったね！！」


．．．可愛いじゃねぇか！この野郎！！ショーは「パパ！」と呼んだのに、やってきたママに対して「ママは呼んでない！」と否定したらしい。ママが自分が呼ばれたと勘違いしてやってきたと思ったようだ。

パパも「ママ、自意識過剰だね！ショーはパパって呼んだのにね！！」とショーと2人で微笑むのだった。


そりゃ、ママが「誰から生まれたの？」って聞いたら、タクとカズは「ママから！」って答えるのに、ショーだけは「パパから！！」って答えるわけだよo(*^▽^*)o~♪