うんちはトイレで

パンツトレーニング、なかなか進まない。
というか、パパとママも小学生になってもオムツなんて奴はいないんだから、あわてなくてもいずれ取れる．．．オムツ代で破産はしないだろう．．．と根気負けしてしまった感もある。
ただそれでも、気付いた時には、トイレでの排便を促すようには気を付けている。

今夜もまた、嫁さんの実家でショーがかがみこむ。周囲の大人は敏感に察する！

『うんこだ！！』

カズは立位で金縛り、タクは中腰でうめき声、ショーはかがむのが
イエローカードである。

あわててパパが駆け寄る。「トイレ行こぉ！！」

「まだ出る！！」ショーの振り絞った声。
『イヤイヤ、まだ出るんだからトイレ行って、残りをしようよ！』といつも声をかけるのだが言うことを聞かない。行為が終了するまで動こうとしないのだ。
特にショーが頑固である。それでもカズやタクはトイレで大便を済ませたことがあるのだが、ショーに至っては断固としてトイレに行かない。小便は結構、教えてくれるのに．．．。

無理矢理抱きかかえてトイレへ向かう。
おしりを覗き込むが、まだ誰も顔を出していない。間に合う！！
ズボンとオムツをずり下げ、便器へ座らせる。ショーは何故か必死の抵抗。便器に押さえつけても、暴れて大泣き。もう勝手にしろと手を離すと、オムツとズボンを持って居間へ戻る。「出無かったぁ！！」
しかし、オムツとズボンを履かせてもらうとおもむろにかがみこんでいた。

排便中．．．排便中．．．

パパが「ショーちゃん！」と声をかける。いつも「ちゅうりっぷ（組）のお兄ちゃんになったんだよ！」と自ら訴えるショー。パパの次の言葉を察したのか！？


「．．．ショー、お姉ちゃんだもん！！」



えっ！？．．．．．∑(￣Д￣；)


恐らく、『もうお兄ちゃんでしょ！』というパパの言葉を先読みして、「お兄ちゃんじゃ無い」と表現したかったらしいのだが(´⊆｀*)ゞ

パパは対義語を理解しているショーを褒めるべきか、くだらない言い訳で乗り切ろうとしたショーを諭すべきか、葛藤していた訳で．．．

しかし、ここは便だけに“くだらない”のは困ってしまう訳で、諭すことに。

「お姉ちゃんだって、トイレでするんだよヾ(ﾟωﾟ;)」

．．．お後がよろしいようで。


反社会丸出し（？）の最近のショー