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ある日突然、三つ子の親父。戸惑いながらも三つ子と共に成長していきたいと願う親父の育児日記
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久しぶりに子供たちと風呂に入った。2週間ぶりぐらいだろうか??
ここ最近この時間帯に家に居なかったんで、子供たちの歯を磨いたのも一緒に布団に入ったのも、どれだけ前のことだったか忘れてしまうくらいである←大げさだが(;´▽`A``
パパのいない夜が続いていたので、奴らにはオフクロが寝付くまで一緒に寝室にいるのが当たり前のようになっているらしく、以前は階段を登ってバイバイしていたばぁちゃんも今では添い寝させて寝付くまで帰るのを許さないようになっていたらしい(・・*)ゞ

お風呂ではパパと寝ると約束したカズも、一瞬たりともパパの布団に来ることはなく...ばぁちゃんとママの間を行ったり来たり。ショーはばぁちゃんの布団に潜っていたが眠くなるとママの布団に移動。ママの布団にいたタクのみが、ママとパパの間にいたためにママにひっついてはいたものの辛うじてパパの手の届くところにいたのみであった(ノд-。)クスン

寝るときにはママやばぁちゃんがお歌を歌ったり、お話しをしてくれていたようで、今夜も例外では無かった。

しかし、パパが驚いたことに...タクが天井を見ながら独り言(?)を言い始めた。

「むか、むか、あるところにおじいちゃんとおばあちゃんが居また。
おばあちゃんがんたくをていると、大きな大きな桃が“どんぶりとっと、どんぶりとっと”と流れてた。」


えっ!?桃太郎??


いつの間にか、こんなに長い文章を覚えてしまっているのである。

パパ感動!パパ感動!!O(≧▽≦)O
(大切なところなんで2回言いました。が、テストには出ません。というかテストはありません)

タクを見くびっていた(?)パパはすっかり感動してしまった!!
パパがタクの顔を見ると、タクは“満面の笑み”で笑い返た。

「タク、お話上手だね!パパに教えてよ!!」

と言うと得意げに同じフレーズを何度も何度も聞かせてくれるのだった。

子供たちはお歌も好きだがお話も好きなようで、ママの数少ない“レパートリー”の中から“桃太郎”をお話してもらうようだが、(保育園で覚えたのか家で覚えたのか知らないが)いつの間にか暗唱出来るようになっていたらしい。ただ当分、桃太郎が生まれることは無いようだが...

後、お話をせがむ時に『お話して!』と言わずに「“おじいちゃんとおばあちゃんが居ました”歌ってよ!」と言うのを聞いて、何のことだかさっぱりわからなかった。

昔話ということを察した時、(まさかママの野郎、ミュージカル調で昔話しているのか!?)と疑ったことは言うまでも無い。

ただ何度も何度も同じフレーズを聞いているうちに寝入ってしまったらしいパパが深夜、目覚めたときにはオフクロは母屋に戻っており、ママも三つ子もありえない姿勢(?)で寝ているのだった。

えっ!?俺、タクの昔話で寝かされたの??

久しぶりの三つ子との夜は、すっかり立場が逆転していたのだった...(;^ω^A
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