年末年始休暇

今日から保育園はお休みとなった。

今年もパパが消防団で年末年始にちょこちょこ活動があるため、出掛ける予定はない。
子どもたちをずっと室内に閉じ込めておくのも可哀想なんで、公園にでも出掛けて見よう！ということになった。

結局、目的地は以前に行ったことのある公園。特に新しいとか、遊具が優れているとか、何か充実しているとか．．．よそ様に対して“売り”は無いが（←公園管理者に失礼だ！）、我が家からは比較的近い公園に類推することと、おそらく誰もいないだろう！ということでチョイスされたのだった。

公園に到着。やっぱり貸し切りの状態である。風さえ吹かなければ、日も出てるしそれほど寒くは無い。
今回の年末年始は冷え込むだろう！という予報だったんで、外で遊べる時に遊ばせておくのが無難なんだろうなぁ．．．

公園に着くとブランコやら滑り台で遊びだした。遊具は色が剥げたり錆ついたりして古めかしいが彼らには関係ない。遊具の間をあちらこちらに走り回り、楽しそうに遊んでいる。足場の間隔や高さから考えて、もう少しお兄ちゃん用なんだろうが、お構いなし。パパとママは怪我をしないかと後を追いかけて回るのに大忙し。
ちなみにカズは『石橋を叩くだけ叩いて渡らないタイプ』なので、放っておいても問題なく、タクとショーをパパとママでマン・ツー・マンで見ていれば大方、事は足りる。

そのくせ、「昇れない！」「降りられない！」など、一番うるさいのはカズなんだけど．．．(;^ω^A

公園にはテーマがあるのか、設置者の趣向なのかわからないが、物を象った遊具がいくつかある。カンガルーであったり、飛行機であったり．．．



遊具に夢中になっているタクとショーに比べ、遠くから遊具を眺めることの多かったカズはこの遊具の特性に気がついた。「あっ、カンガルー！！」「こっちは飛行機だよね！」と自分の発見を嬉しそうにパパに報告してくれた。

しかし、（パパが思うに特に何もかたどっていないと思われる）ジャングル・ジムを見て考え込んでしまった。
ただカズからしてみれば、他の遊具が何かをかたどっている以上、このジャングル・ジムも例外では無いだろう！という先入観が働き、何かに例えなければ（例えられている何かを見出せなくては）．．．と思ったのかもしれない。

ちょっと考えて（わかった！！）とばかりに自信たっぷりに答えた。

 


「パパ、ウンコだよね！！」

Σ（￣Д￣;）がーんっ!

いやいや、うんこの遊具は作らねぇだろ！？だいたい、そんな遊具で遊びたくねぇし．．．
しかし、カズに言われて、見れば見るほど“Ｄｒ．スランプのうんち”に見えてきてしまったパパは

「．．．カズ、よくわかったね！」

とあいづちを打つ以外には無いのだった。カズの得意満面の笑みを見て、1人悲しく立ちすくむパパなのだった。