ある日突然、三つ子の親父。戸惑いながらも三つ子と共に成長していきたいと願う親父の育児日記
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最近、登園前に余裕のある朝は寄り道をします。
少しだけ早く準備が出来た日は少しばかり寄り道をし、以前は踏切でしたが高架が出来たことで使われなくなり、今やフェンスで閉ざされた線路脇に車をつけます。
窓を少しだけ開け、その時が来るのを待つんです。
遠くに見える踏切りが光り出し、電車の音が近づいてくるのを確認するとパパは
「来るよぉー！」
と三つ子に声をかけます。銘々の方角を向いていた三つ子たちは一斉に一つの方角に顔を向け電車を迎えます。
そして本日、とうとう乗車デビューを迎えました(o^∇^o)ﾉ
思いつきのイベントの割に、あれやこれやという間に気づけば、パパ・ママ・三つ子に加え、オフクロ、義母、姪っ子×２という９名での大ツアーと化してしまった。
今回、白羽の矢が立ったのは“身延線”（駿河湾沿岸部から甲府盆地にかけて、富士山と赤石山脈（南アルプス）に挟まれた富士川の流域を走る山岳路線である）
パパも高校時代には通学に利用した路線で、田舎の路線のため、今や無人駅も多く、乗客も少ないだろうし三つ子のデビューには最適だろう！と選ばれたのである。
さて、電車に乗ること自体が目的なので、とりあえず行き当たりばったりの出発となったが、一応、２種類の電車に乗せてやろう！と往路は『特急ワイドビューふじかわ』が選ばれた。で復路は各駅停車でノンビリというのが今回の計画の全てであった←それ、計画かよ？
改札口で義母、姪っ子と合流し、いざ出陣。「電車に乗るんだよ！」と伝えると、三つ子は「電車！電車！」とニコニコ顔。ホームでも『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』と大好きな絵本のタイトルを繰り返し、すっかりハイテンション。時間が近くなると車両進入を見せたいところをグッとこらえ、危険があってはいけないとベンチに座らせる。とりあえず何でもしてみたい子供たちは「お椅子に座ろう！」にも反応し「タクも座ってみる！」などと我先に座りだした。
今回は大人が４人も居る大移動。３人に一人づつついても一人余ってカメラマン分（？）まである。パパ的には「ヤッター！（マシ・オカ by HEROES）」と思いながらカメラを構える。車内は期待通り（？）ガラガラで座席は選びたい放題。とりあえず向い合わせにした４人掛けを通路を挟んで２ヶ所取った。始めは三つ子の横に大人が一人づつ座れるようにしていたが、三つ子も大人しく座っていたので写真撮影のため並べて座らせた(∩。∩;)ゞ３人とも窓から見える景色を楽しみ、♪汽車、汽車、シュッポ、シュッポ~ とご機嫌に歌いながら満喫していた。
何処で降りれば何がある？という下調べは十分で無かったが、とりあえずメジャー（？）な身延駅で下車。
パパ的には何処かの駅近くの公園ででも遊んで各駅停車でゆっくり帰ってくればいいや．．．なんて思っていたが、やっぱりここまで来たら観光名所に！ということで身延山久遠寺を目指すことにした。
オフクロや義母は、子供たちが飽きたら帰ってくればいいよ！と口ではいいながらも、せっかく．．．という欲は捨てられない。
「去年、五重塔が出来たんだよねぇ！」「見てみたいねぇ！」
三門をくぐると前方に階段の壁。見た瞬間、こいつらには無理だ！と思ったパパだったが、姪っ子たちには闘志が湧き、祖母たちからも「行ける所まで！」という後押しをいただき前に駒を進めることとなった。
階段は近づいてもやっぱり急で、手すりに捕まらなければ後ろにひっくり返りそうである。それでもカズ、タク、ショーはwikiによれば287段の石段を登りだした。
１／３ほど登ったところに迂回路への入口があり、とりあえずはそこを目指した。先頭は下の姪っ子、それに続くはタク。そしてタクの後ろに上の姪っ子がサポートし、その脇を更にパパがサポート。そしてカズとオフクロとママ、義母とショーが続く。
脇を野球部と思われる高校生が何人も登ったり下ったりしているので、「何往復すんの？」と聞いてみると「３時間です」という予想だにしない答えが返ってきた(-"-;A ...
タクはとっても元気に１／３を登りきった。ショーは負けん気が強く、泣きながらも抱かれること無く登りきった。．．．そしてカズは．．．案の定、石段に足は無く、オフクロの背中に張り付いているのだった(￣‥￣)=3
しかも「帰る！」と愚図りだし、ママに背負われて迂回路を下って行った。
それから上は迂回路を行ったが、タクとショーは半分以上元気に歩き、無事、お参りを済ませることが出来た。
お昼は、大人は『ほうとう』、子供はうどんやそばと麺尽くしとなった。一生懸命歩いたタクとショーはお腹が空いたのか沢山食べるなぁ．．．と思っていたが、ほとんど歩かなかったカズも同じくらい食べていたので、きっと美味しかったんだろう！と思うことにした(´～｀ヾ)
帰りの電車は激混み。田舎だし空いているだろう！と思ったら、田舎のためか乗った電車が２時間ぶりくらいのもので乗客には選択肢の無い車両（？）だった。しかも特急しかなく、パパの２種類の電車に乗せる思惑が外れたばかりではなく、特急料金に加え子供たちを何とかまとめて座らせようと苦肉の策で全員の指定席をとったために予定外の出費が．．．
ただそのおかげで疲れた子供たちは大人の横でゴロゴロすることができ、一番動き回ったタクはすぐに眠りにつけたのだった。
初めての電車の旅は楽しかったようで、駅まで迎えにきた親父にもしっかり報告してくれたのだった。
また行こうね！！
少しだけ早く準備が出来た日は少しばかり寄り道をし、以前は踏切でしたが高架が出来たことで使われなくなり、今やフェンスで閉ざされた線路脇に車をつけます。
窓を少しだけ開け、その時が来るのを待つんです。
遠くに見える踏切りが光り出し、電車の音が近づいてくるのを確認するとパパは
「来るよぉー！」
と三つ子に声をかけます。銘々の方角を向いていた三つ子たちは一斉に一つの方角に顔を向け電車を迎えます。
そして本日、とうとう乗車デビューを迎えました(o^∇^o)ﾉ
思いつきのイベントの割に、あれやこれやという間に気づけば、パパ・ママ・三つ子に加え、オフクロ、義母、姪っ子×２という９名での大ツアーと化してしまった。
今回、白羽の矢が立ったのは“身延線”（駿河湾沿岸部から甲府盆地にかけて、富士山と赤石山脈（南アルプス）に挟まれた富士川の流域を走る山岳路線である）
パパも高校時代には通学に利用した路線で、田舎の路線のため、今や無人駅も多く、乗客も少ないだろうし三つ子のデビューには最適だろう！と選ばれたのである。
さて、電車に乗ること自体が目的なので、とりあえず行き当たりばったりの出発となったが、一応、２種類の電車に乗せてやろう！と往路は『特急ワイドビューふじかわ』が選ばれた。で復路は各駅停車でノンビリというのが今回の計画の全てであった←それ、計画かよ？
改札口で義母、姪っ子と合流し、いざ出陣。「電車に乗るんだよ！」と伝えると、三つ子は「電車！電車！」とニコニコ顔。ホームでも『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』と大好きな絵本のタイトルを繰り返し、すっかりハイテンション。時間が近くなると車両進入を見せたいところをグッとこらえ、危険があってはいけないとベンチに座らせる。とりあえず何でもしてみたい子供たちは「お椅子に座ろう！」にも反応し「タクも座ってみる！」などと我先に座りだした。
今回は大人が４人も居る大移動。３人に一人づつついても一人余ってカメラマン分（？）まである。パパ的には「ヤッター！（マシ・オカ by HEROES）」と思いながらカメラを構える。車内は期待通り（？）ガラガラで座席は選びたい放題。とりあえず向い合わせにした４人掛けを通路を挟んで２ヶ所取った。始めは三つ子の横に大人が一人づつ座れるようにしていたが、三つ子も大人しく座っていたので写真撮影のため並べて座らせた(∩。∩;)ゞ３人とも窓から見える景色を楽しみ、♪汽車、汽車、シュッポ、シュッポ~ とご機嫌に歌いながら満喫していた。
何処で降りれば何がある？という下調べは十分で無かったが、とりあえずメジャー（？）な身延駅で下車。
パパ的には何処かの駅近くの公園ででも遊んで各駅停車でゆっくり帰ってくればいいや．．．なんて思っていたが、やっぱりここまで来たら観光名所に！ということで身延山久遠寺を目指すことにした。
オフクロや義母は、子供たちが飽きたら帰ってくればいいよ！と口ではいいながらも、せっかく．．．という欲は捨てられない。
「去年、五重塔が出来たんだよねぇ！」「見てみたいねぇ！」
三門をくぐると前方に階段の壁。見た瞬間、こいつらには無理だ！と思ったパパだったが、姪っ子たちには闘志が湧き、祖母たちからも「行ける所まで！」という後押しをいただき前に駒を進めることとなった。
階段は近づいてもやっぱり急で、手すりに捕まらなければ後ろにひっくり返りそうである。それでもカズ、タク、ショーはwikiによれば287段の石段を登りだした。
１／３ほど登ったところに迂回路への入口があり、とりあえずはそこを目指した。先頭は下の姪っ子、それに続くはタク。そしてタクの後ろに上の姪っ子がサポートし、その脇を更にパパがサポート。そしてカズとオフクロとママ、義母とショーが続く。
脇を野球部と思われる高校生が何人も登ったり下ったりしているので、「何往復すんの？」と聞いてみると「３時間です」という予想だにしない答えが返ってきた(-"-;A ...
タクはとっても元気に１／３を登りきった。ショーは負けん気が強く、泣きながらも抱かれること無く登りきった。．．．そしてカズは．．．案の定、石段に足は無く、オフクロの背中に張り付いているのだった(￣‥￣)=3
しかも「帰る！」と愚図りだし、ママに背負われて迂回路を下って行った。
それから上は迂回路を行ったが、タクとショーは半分以上元気に歩き、無事、お参りを済ませることが出来た。
お昼は、大人は『ほうとう』、子供はうどんやそばと麺尽くしとなった。一生懸命歩いたタクとショーはお腹が空いたのか沢山食べるなぁ．．．と思っていたが、ほとんど歩かなかったカズも同じくらい食べていたので、きっと美味しかったんだろう！と思うことにした(´～｀ヾ)
帰りの電車は激混み。田舎だし空いているだろう！と思ったら、田舎のためか乗った電車が２時間ぶりくらいのもので乗客には選択肢の無い車両（？）だった。しかも特急しかなく、パパの２種類の電車に乗せる思惑が外れたばかりではなく、特急料金に加え子供たちを何とかまとめて座らせようと苦肉の策で全員の指定席をとったために予定外の出費が．．．
ただそのおかげで疲れた子供たちは大人の横でゴロゴロすることができ、一番動き回ったタクはすぐに眠りにつけたのだった。
初めての電車の旅は楽しかったようで、駅まで迎えにきた親父にもしっかり報告してくれたのだった。
また行こうね！！
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