餅つき

我が家では毎年、12月29日は『餅つき』と相場が決まっている。昔は我が家単独でやっていたこともあったが、今では、オフクロの実家で３家族分ほど合同で餅つきをすることになっている。

２９日の餅つきは、“９(苦)をつく”といって避けるそうで、３０日が餅つきとなっている。（ちなみに逆に２９（福）をつくとしてわざわざ２９日につく地域もあるそうだ）

今年も大晦日前に福をつきに行ってきた。

俺やオフクロ・親父は８時に家を出たが、三つ子は遅れて登場ということになった。

今年は大掃除も満足に行えず、全く年末という気がしていなかったが、餅つきをしていると、「あーっ、もう今年も終わりかぁ！」という気になってくる。

「一年なんてあっという間だなぁ．．．」なんて会話をしていたが、俺にとっては「一晩が長い、長い．．．」これを３６５夜迎えないと来年の餅つきが来ないかと思うと気が遠くなる気がする．．．f^_^;

親戚には小学校前の子供も数人いて、ウスの周りをウロチョロしていたが、来年、いや再来年には三つ子が走り回っているだろうか！？と思うと笑えてきた。ぜひとも腕白に育ってもらいたい(^_^)v

お昼頃、餅つきがようやく終わりに近づいた頃、妻が三つ子を連れて登場した。彼らはとっても外面がよく、３人ともご機嫌だった。それほど人見知りもせず、親戚に代わる代わる抱かれて愛想を振りまいていた。彼らも明後日が正月ということを心の何処かで考えていたのかもしれない。

親戚に話を聞いていたら、これくらいの頃は昼間、２～３時間ほど昼寝をしていたという。『．．．実に興味深い．．．』どうやったら寝てくれるのかご教授頂きたかった。我が家では３０分も寝てくれればいい方だ！昼寝しないくせに、夜の眠りも浅いと来ている。１日が２４時間しかないから寝ちゃうと勿体ないぐらいに思っているのだろうか！？お前らに２４時間しか無いのなら、パパ・ママにだって２４時間しか無いのだ！もう少し気をつかえ！といっても聞く耳持たないだろう(>_<)ヽ

明日は大晦日。今夜のレコード大賞は気づいたら終わっていた。紅白は多少、見られるのだろうか？今年の正月は、無事、出産することを祈ってきたが、来年は彼らの熟睡を祈願することにしよう。