かんしゃくタックー

カズやショーちゃんは、気に入らないことがあったり、悲しいときには泣き出すのだが、タクの場合は、気に入らないことがあると

「キィーーーーーーッ！！」

と金切り声をあげる。以前は気が付くと、声を上げずに両手を力いっぱい握り締め、歯を食いしばって力んでいることがしばしばあった。ただでさえ、大きい病気をしているので、血管が切れやしないか心配で、そんな状態になっていると肩を叩いたり、抱き上げたりして止めさせていた。最近では、あまりやらなくなったが、すぐにキィーキィー鳴き出すようになった。

 

特に兄弟の持っているものが欲しい時。オモチャであったり、哺乳瓶であったり、フルーツであったり．．．大抵、カズは泣き出し、タクは金切り声をあげ、ショーちゃんは泣きながら奪いに行く。本当に３者３様である。

 

もちろん、３人の持って生まれた性格の違いによるもので、どれが正しくてどれが間違っているなんて答えは無いのだろうが、ついつい比較してしまうものだ。

俺の持論（？）では、性格は生活環境によって生成されていくものだと思っていたが、これほど違うとなるとやっぱりDNAなのかなぁ．．．！？とつくづく思う。