[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いよいよコンサート会場へ入場だ!!
入場口で「ベビーカーを預けたい」と伝えようとしたところ、普通に「ベビーカーはお預かりとなります」と声を掛けられた。普通なんだ!と思ったが、気が付けば10台近いベビーカーが既に預けられている。入り口は何箇所もあるので、ここだけでこの時間にこの台数なら全体では結構になるなぁ...なんて思ってしまった。
「途中で退席したいんだけど...」と常に誰かいることを確認し、いざ中へ。とりあえずはシートの確認。いつの間にか霧雨が舞っている。席まで行かなかったが、シートは通路側で無いことだけは確認できた。雨も降っているし、今日はシートまで行くことは無いだろう...
通路の一角に場所を取り、とりあえずは離乳食を与える。カズもショーちゃんもよほど腹が減っていたのか、出すもの出すものパクパク食いつく。あっという間に食べきってしまった。
ほとんどの人が座席に着いた後、通路には同じくらいの子供を抱いた人が2人ほど残っていた。何となく一体感を感じる。途中、生まれて半年にも満たないような子を抱いたお母さんを見たときにはビックリしたが...
まもなくコンサートが始まりそうだったんで、妻と2人、屋根のある通路の出入り口から覗き込んで開演を待った。妻がカズを抱き、俺がショーちゃんを抱いていた。
そして開演。
オープニングは♪シーズン・イン・ザ・サン。最近は昔の曲はメドレーが多かったが、ある事情があって(コンサートのネタばれになるんで多くは語らないが)フル。ノリノリの曲から始まったが、音量は構えていたほど大きくは無く、カズもショーちゃんも泣き出すことは無かった。
ショーちゃんはビックリしたような顔でノリノリのパパを見ており、音楽好きなカズはママに抱かれながら身体を上下させていた。
1曲終わって通路に戻ると、売店は片づけを始め、スタッフは警備の打ち合わせをしていた。通路にはやはり子供を抱いたパパやママがうろついている。交代でコンサートを堪能しているに違いない。マン・ツー・マンの我々には出来ない芸当だ。
3曲目、気が付けばカズはこの音響の中で...途中で寝ていた。霧雨も続いているし、そろそろかなぁ...と開演から30分後、我々はコンサート会場を後にした。
ショーちゃんはベビーカーに、カズは妻が抱きながらバスタオルを巻きつけ、駐車場へ向かう。道中、チューブのバラード(おそらく♪青いメロディー)が周辺に響き渡っていた。いやぁ、外にいても結構聞こえるもんで、周辺のマンションは窓開けておけば雰囲気は伝わるんじゃないかなぁ?
少し離れたラブホ街にも、いい感じのムード作りに貢献していることは間違いないだろう!
タクはコンサート・デビューはならなかったが、一丁前に中華街を流してきたらしい。もちろん夕食は中華街でお義母さんと済ませ、預けた離乳食なんかは全く必要なかったとか。
内弁慶のためか何処でも大人しく、でもニコニコしていて、レストランでも土産を買った売店でも「可愛い、可愛い」と従業員に好評。お義母さんも鼻高々だったようだ。売店のお姉ちゃんに「コンサートは9時半までですよ!?」と孫を押し付けられた義母を心配してくれたが、パパとママも一人づつ連れていますとはお義母さんも言えなかったらしい。疲れたのか帰りの車で3人とも寝てしまった。
3時間半のうち、ほんの30分しか居られず席にも行けなかったコンサートだったが、それなりに楽しめた。三つ子もこれくらいなら、許してくれるよね??
おそらくコンサートが終わるよりも前に、三つ子は自宅の布団に運ばれていた。