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『川施餓鬼』って知ってますか?
パパは初めて聞く言葉でした。子供たちがチラシをもらってきて、お寺でイベントをやるというので参加させてもらいました。
川施餓鬼は、川+施餓鬼のことのようです。
餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいる者を指すそうで、施餓鬼とは、そういう者たちにも食べ物や飲み物などの供物を施すことで餓鬼の供養を行う法要行事だそうです。
川施餓鬼とは、特に川で死んだ人の霊を弔うものとか。
和尚さんの話では、昔はプールも無く川で泳いだりして、水の事故も多かったため、川施餓鬼もあちこちでやっていたようですが、最近は少なくなったようです。
このような仏事を知ってもらうために、子供の参加しやすいイベントと絡めて、毎年開催しているとか。おっしゃるとおり、流しソーメンやスイカ割り、かき氷にポン菓子と、子供の大好きな夏の風物詩が盛り沢山。最後に法要や投げ松明がありますが、どっちがおまけかわからない感じです。
三つ子を連れて張り切って午前中から参加です。
まずは、本日使う器の作成。器と言っても竹の節を使ったコップです。既に形は出来ているので、口の当たる部分を紙やすりで削る作業です。今回は参加無料で、全てボランティアの皆さんが事前に準備してくださったようです。
飲み口でなく、一生懸命側面を削るタク。念入りに縁を削るショー。すでに飽きかけているカズ。いやぁ、三者三様です。
器が完成していよいよ流しソーメンです。
流しソーメン大好きな三つ子です。パパの誘導によってベストポジションを確保。
ちなみにベストポジションというのは、流れてくる麺をすくうのにベストなのではなく、パパが写真を撮るのにベストなポジションという意味です。
ちなみに甲斐あって、地方紙にバッチリ映っておりました。後で新聞社に写真、もらおう!!
始めこそ、流れてくるソーメンに夢中でしたが、途中からはトマトやブルーベリー、キャラメルや飴玉につられる三つ子たち。
「とにかく、腹を満たせ!飴は最後だ!!」というパパの命令に動じず、飴ばかりを狙う餓鬼共なのであった。