2009海水浴 その２

心配された天候だったが、全く気にすることは無かった。

海水浴場はそれほど混み合っておらず、ファミリーばかり。皆、子供連れのため、周囲に気を使いながら遊んでいる。三つ子が他の人と接触したりすることもなく、安全に遊べた。
保育園でプールが始まっている三つ子は、水を恐れること無くジャブジャブと進む。貝殻がたくさんあるが、良く見ると動いているものも結構ある。一つを取り上げるとヤドカリだった。
深い方に行くほど大きいものも居て、じぃじが見つけたのは、大人のにぎりこぶしほどあった。

三つ子に見せると始めは遠巻きに眺めていたが、好奇心旺盛のタクは熊手で突っつき始める。ショーは周りで飛びはね、キャッキャッ、キャッキャッ笑っている。カズは一番慎重で、自分の手も届かないような遠くから動きを見守っている。



 

遊んでいる最中、砂浜にいたカズが突然固まった！！もしや．．．と思ったら．．．案の定．．．

生理現象である。

「海に流しちまえ！」というパパとじぃじの意見だったが、ママの大反対にあって阻止された。
この日、海水浴場にいた皆さん、安心してください！事は陸で起こり、陸で処理されていますヾ(^-^；)
という訳で、カズだけ“お色直し”がありました。

カズは排便後は絶好調なのか、何を思ってか、海水に入って水面に向かって“貫手（ぬきて）”を始めている。
手を開いて指を揃え、水面に差し込んでいるのだ！

．．．もしや．．．こいつ、水面から始めて、いずれは“熱した砂利”まで達するつもりか！？
今から空手の道を．．．Σ(ﾟдﾟ;)

しかし、観察していると、どうも手を抜いた後の動作がおかしい。そのまま口に突っ込んでいる。
「いやっ、まだ熱くねぇだろ？？」
と思った瞬間、海水を舐めていることに気がついた。

「汚いから止めなさい！」と何度も注意したが、海水の魅力に取りつかれた男は、目を離す度に貫手を繰り返していた。

貫手をして、ブルース・リーの真似をしているカズ（嘘）